断熱等級ってなに

アイ工務店

おうち作りを進めていくにあたって非常によく耳にするワードかと思います。

今日は断熱等級がどうゆう基準なのか、なんで大事なのか、アイ工務店の断熱等級のいくつなのかを解説していきます。

住宅における断熱等級は、建物の断熱性能を評価する基準であり、主に省エネルギー性能の向上を目的としています。具体的には、断熱材の性能や施工方法、窓やドアの断熱性能などを総合的に評価し、等級として表現します。これにより、住宅の快適性やエネルギー消費の効率性を高めることができます。

日本における断熱等級

日本では、国土交通省が「住宅の省エネルギー基準」に基づき断熱等級を定めています。最新の基準では以下のように設定されています

  1. 断熱等級1:最低限の断熱性能を持つ住宅
  2. 断熱等級2-3:従来の省エネルギー基準を満たす住宅
  3. 断熱等級4:2016年に改正された省エネルギー基準に基づく住宅
  4. 断熱等級5:2020年に新設された基準で、より高い断熱性能が求められる住宅
  5. 断熱等級6:2022年に導入されたさらに高い断熱性能を持つ住宅
  6. 断熱等級7:2022年に導入された最高レベルの断熱性能を持つ住宅

外国と日本の断熱等級の違い

基準の厳しさ

欧州:北欧諸国やドイツでは非常に厳しい断熱基準があり、パッシブハウス基準などが多く採用されています。

北米:アメリカやカナダでも地域ごとに厳格な断熱基準があり、寒冷地では特に高い断熱性能が求められています。

法規制と普及度

欧州:EU全体で省エネ政策が推進され。法律で高い断熱性能を義務付ける国が多いようです

北米週ごとに異なる基準がありますが省エネルギー意識が高く、断熱技術が進んでいます

日本断熱基準は段階的に強化されていますが、欧米に比べるとまだ緩やかです。日本の断熱技術は遅れていると他メーカーの営業さんから説明をされたこともありました

断熱等級はどうやって決める?

断熱等級は主にUa値で決められます。このUa値とゆうのも、多く耳にする言葉かと思います。

Ua値は、建物全体の断熱性能を示す指標であり、建物の外皮(壁、屋根、床、窓など)から失われる熱量を測定します

具体的には以下のような点がUa値に影響を与えます。

  1. 断熱材の性能:断熱材の種類や厚さによって熱の伝わりやすさが変わります
  2. 窓やドアの断熱性能:窓やドアの断熱性は、ガラスの種類(単板、複層、トリプルガラスなど)や枠材の特性によって決まります。
  3. 施工方法:適切な施工が行われているかどうかも重要です。隙間が多いと断熱性能が低下します。

断熱等級とUa値の関係

日本における断熱等級は地域区分ごとに定められたUa値の基準に基づいています。断熱等級ごとのUa値の目安は以下の通りです(地域区分によって異なるため、あくまで一般的な目安です

・断熱等級4:一般的に0.87 W/m²K以下(地域により異なる)

• 断熱等級5:おおむね0.6~0.87 W/m²K

・断熱等級6:おおむね0.4~0.6 W/m²K

・断熱等級7:0.4 W/m²K以下

Ua値まとめ

断熱等級はUa値によって決められ、Ua値は住宅全体の断熱性能を示す重要な指標です。建物の外皮の断熱性能を総合的に評価し、Ua値を基に適切な断熱等級が設定されます。Ua値が低いほど断熱性能が高いことを意味し、高い断熱等級を達成するためには、優れた断熱材や高性能な窓、適切な施工が不可欠です。

日本の今後の見通し

日本では2050年までにカーボンニュートラルを目指す中、断熱性能のさらなる向上が求められています。今後の見通しとしては以下が考えられます

  1. さらなる基準の強化:断熱等級6や7が既に導入されており、今後も基準が見直される可能性があります。
  2. 既存住宅の断熱改修:新築だけでなく、既存住宅の断熱性能向上も推進されるでしょう。断熱リフォームに対する補助金や税制優遇措置が拡充されると考えられます。
  3. 技術革新:高性能な断熱材や施工技術の開発が進み、断熱性能を高めつつコストを抑える取り組みが進展するでしょう

背景と概要

2025年以降、日本では新築住宅に対して断熱等級4以上を義務化する方針が示されています。これは、住宅の省エネルギー性能を向上させ、温室効果ガスの排出を削減するための重要な施策の一環です

1. 政策の背景

日本政府は、2050年までにカーボンニュートラルを達成する目標を掲げており、建築物の省エネルギー性能向上がその達成に不可欠とされています。 • これに伴い、住宅の断熱性能を高めることで、冷暖房にかかるエネルギー消費を抑え、CO2排出量を削減することが求められています。

2. 断熱等級4の義務化

2025年以降、新築住宅において断熱等級4以上を義務化することが決定されています。これは、2016年に改正された省エネルギー基準に基づくものであり、現在の基準よりも厳しい断熱性能を要求するものです。

3. 断熱等級の詳細

2016年の省エネルギー基準を満たすレベルで、従来の基準よりも高い断熱性能が求められます。 • 断熱等級5以上:さらに高い断熱性能を持つ住宅で、2030年には義務化の予定です

アイ工務店の断熱等級は?

寒冷地仕様の断熱等級5の性能を満たしています

Ua値でいくと0.4以下ですので、断熱等級のは6と7の間に入ってきますね

断熱等級7を満たしているのは現在一条工務店の断熱王とゆう商品くらいしかぱっと思い浮かびません、アイ工務店は自由な間取りとおしゃれなお家づくりと最高クラスの断熱性能を持つメーカーといえるでしょう高い断熱性能を保ちつつ、注文住宅らしいお家づくりを進めていきたい方にとってはぴったりのハウスメーカーかと思います!

私たち夫婦はメーカー選びをするにあたって、断熱性能は妥協したくない!と思っていました。

断熱に特化のメーカーは他にもありましたが、家のデザインやラインナップが全く選べないとゆうのが現実でした。アイ工務店N-eesであればバランスよく全てを叶えられると感じ、契約しました。止まらない電気代の高騰、先の見えない世の中ですので住宅性能にお金をかけるゆう判断は非常に良い判断かと思います。断熱性能は月々の光熱費に直結します!

次回はなぜ、アイ工務店が高い断熱等級を取れるのかについて深掘りしたいと思います。

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