住宅性能に関するお話です
換気設備とは
換気設備とは、部屋などの空気を入れ替えることで新鮮な空気を取り入れたり、汚れた空気を排出したりすることです。
昨今の住宅業界は気密性が昔の建物よりも上がっています。そのため、換気設備がないと汚染された空気が建物や部屋の中に溜まり中にいる人に悪影響が出かねません。実際に私は地元工務店の営業の方から「高気密のお家なら石油ストーブなどはおすすめしません」と教えて頂きました。
特定の部屋で換気設備を設けることが建築基準法第28条で義務として定められています。
換気設備の種類
換気設備には大きく分けて3種類あります。
それぞれ解説します。
第1種換気方式
・給気と排気を機械で行う
・換気の計画が立て易い
・常に一定の換気を行える
第2種換気方式
住宅に採用されることはまずありませんが紹介します
・給気を機械で、排気を自然で行う
・汚染された空気が他の部屋から入らない
・手術室や無菌室に設置されます
第3種換気方式
・給気を自然で、排気を機械で行う
・臭いや水蒸気を含む空気を効率的に排気できる
・第1種換気方式と比較すると、排気側のみにファンを
設置するため導入コストとランニングコストが低い
第1種換気、第3種換気どっちがいいの?
悩まれる方、多いと思います。しかしながら両者のメリットがありますので、それらを理解しつつ各家庭に合った選択をされるのが良いかなあと思います。
第3種換気方式のメリットは前述しましたが、機械の数が少ないため設置にかかるお金、回るファンも1台分なので月々の電気代にも関わってくるでしょう。デメリットは排気した空気を再利用できないため、熱損失が大きく暖房効率が低下します。暖房効率についてはこの後詳しく説明します。
アイ工務店の換気システムは?
アイ工務店の換気システムは標準で第1種熱交換換気です!
Panasonic製 IAQ-V(アイエーキューブ)になります
営業担当様からこのシステムについて説明していただいたときにほえ〜うまいことできてるな〜と感心しました
例えば冬の場合、
暖房によって暖められた室内の空気と新鮮な冷たい外気を熱交換し、新鮮な新しい空気を暖めてから室内に入れるのです!熱交換された空気を使うのでエアコンの負担もぐっと抑えることができます。
そして給気側にはPM2.5を95%捕集する微小粒子用フィルター搭載!
私たち夫婦は重度の花粉症なので本当にありがたです。
綺麗な空気の中で子育てしたいなとも思いました。
お手入れ・メンテナンス
お手入れはとっても簡単
約3ヶ月に1回 吸込フィルター(排気用)を清掃
約1年に1回 給気清掃フィルター(微小粒子用)を清掃(交換目安:2年)
綺麗な空気と省エネな方式を選んでみてはいかがでしょうか?
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